コマンドプロンプト

フリーソフト入らず!Windowsでのデータバックアップ方法(Robocopyコマンドの解説)

バックアップ!それはエンジニアの生命線

言うまでもなく、バックアップは非常に重要です。

特にエンジニアにとってはすべての成果物が電子データです。

それが無くなってしまえば、今までの苦労が水の泡となります。

バックアップには、フリーのバックアップソフトなどありますが、

エンジニアなら自分の技術を使ってバックアップとる

という選択肢しかないでしょう。

バックアップもとれて、エンジニアとしての勉強にもなり、一石二鳥です。

必要なもの

大容量の外付けHDDだけは用意してください。

そこがバックアップ先になります。

値段などはピンキリなので、あまりハッキリとは言えませんが1TBで5~6千くらいが相場なのではないかと思います。

あまり安すぎたり評価が低いのは怪しいかと思います。

バックアップの方法

コマンドプロンプトのRobocopyというコマンドを使用します。

構文は

Robocopy構文

Robocopy (コピー元) (コピー先) (オプション)

です。

バックアップするには

実際バックアップするには

例えば

コピー元: D:\個人フォルダ
コピー先: F:\Dfolder 

としたい場合

robocopy D:\個人フォルダ E:\Dfolder /MIR

私はDの個人フォルダにすべてのファイルをまとめているので、
この1行だけですが、

他にもコピーしたいものがあれば、コピーしたい分だけRobocopy文を記載してください。

MIRオプション

/MIR

というオプションをつけると同期をとってくれます。

なので、もしコピー元で削除されたファイルがあればコピー先でも削除してくれます。

これはかなり便利です!

削除しなくてもよい場合もあるかと思いますので、個人の都合に合わせて使用してください。

あとは実行するだけ

あとは作成したコマンドの拡張子を.batに変更してバッチファイルにしておいて、

バックアップしたいときに外付けハードディスクをつけて

バッチを実行するだけ!

このRobocopy。非常に優秀で、コピー元とコピー先で
同じ更新日付ものがあれば、コピーはしないでスキップされます。

なので、最初の1回目のバックアップはそれなりに時間がかかりますが、
2回目以降は1回目よりかなり早い時間でコピーが終わると思います。

ドライブごとバックアップしたい場合

ドライブごとバックアップしたい場合は注意が必要です。

別記事に記載しました。

エンジニア中級者への鍵

フリーソフトを使うよりも

OSの標準機能で実現できないか?

を考える。

意外とOSの標準機能で事足りる場合がある。

フリーソフトに頼ってしまうと、職場ではインストールの許可があるし

自宅のパソコンだとしても、パソコンを買い替えた場合、フリーソフトをダウンロードし直さなければならない。

Winodwsであれば

  • コマンドプロンプト
  • PowerShell

などを抑えておくと
エンジニアとしての汎用スキルが上がっていきますので、
標準機能を活用し続けることをおススメします。

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