サーブレット開発
javaは学んだけど、
という方のために
- javaサーブレットとは?
- javaサーブレットで開発されているかの見分け方
- 知っておくとどのように役立つ?
概要で説明してみます。
javaサーブレットとは?
javaサーブレットとは何か?
それは
javaのWEB開発でアプリケーションサーバーを介して、行う技術のこと。
またプログラムそのものをこと
です。
javaでWEBアプリケーションを開発する際は
ブラウザから入力された画面をサーバーで受け取り
返してあげたりします。
その役割を『サーブレットクラス』がしてあげるのです。
要は
サーブレットクラスがサーバー内で動いている仕組みそのものが
『サーブレット』
と呼ばれるものです。
具体的にどの部分がサーブレット?
では、
サーブレットが入っているものとそうではないもの
ってプログラム上、どうやって見分けるのでしょう?
実はjava開発でブラウザから入力されてサーバーから何か結果を返すような仕組みになっているものはほとんどjavaサーブレットを使用しています。
それだと答えにはならなので、見分け方としては
『サーブレットクラス』というjavaのソースコードが存在していれば
『javaサーブレットで動いている』
ということになります。
サーブレットクラスの見分け方
では『サーブレットクラス』はどうやって探すのでしょう?
サーブレットクラスで出来たソースというものは
実装ルールがあり、特徴があります。
以下のように実装されていればそのソースコードはサーブレットクラスです
- import文に『javax.servlet.~』がある
- HttpServletを継承している
- classの引数がHttpServletRequest,HtttpServletResponseになっている
例えば以下のようなソースコードです。
サーブレットクラスの例
package servlet;
import java.io.IOException;
import java.io.PrintWriter;
import java.text.SimpleDateFormat;
import java.util.Date;
import javax.servlet.ServletException;
import javax.servlet.annotation.WebServlet;
import javax.servlet.http.HttpServlet;
import javax.servlet.http.HttpServletRequest;
import javax.servlet.http.HttpServletResponse;
@WebServlet("/SampleServlet")
public class SampleServlet extends HttpServlet {
private static final long serialVersionUID = 1L;
protected void doGet(HttpServletRequest request,
HttpServletResponse response)
throws ServletException, IOException {
・・・・
}
見つけられない場合もある
サーブレットクラスはサーブレット開発の核となる部分です。
そのため、フレームワークによっては継承などで、隠れている場合もあるので見つけられない場合もあります。
しかし、上記のような条件に1つでも当てはまればjavaサーブレットで動いているとみても良いでしょう。
現場でどのように役立つか?
実際の開発現場ではjavaサーブレットの知識はどのように役立つか?
開発環境を構築するときに、多少役立つ程度でその後は、出番は少ないと思います。
最初のころは、サーブレットの仕組みとかわからなくても良いと思います。
知っておくには越したことはないのですが、
現場のプログラマーは
お客様は何をしたいのか?
ということを中心に考えることが多いのであまりサーブレットがどうだのという話には発展しないことは多いです。
お客様のしたいことを実現するために、このサーブレットの知識が必要になることは非常に少ないと思います。
ただし、実業務には直結はすることは少ないですが、
『サーブレットという仕組みで動いている』
ということを認識していれば、現場リーダーや先輩に一目置いてもらえるとは思います。
最後に、サーブレットクラスが中核となりWEB画面側とやりとりをしている
以下のイメージだけは覚えて帰ってもらえればと思います。
では、良いjavaライフを!