JDBCとは何か?
現場で開発環境を構築するときに『JDBC』という言葉が出てきて、
気になったのでまとめてました。
JDBCとは
正式名称は
JavaDataBaseConnectivity
です。
これを日本語に訳してしまえばそれだけで理解してしまう人もいるかと思いますが。。。簡単に言えば
JavaがDataBasaeに接続するために必要なJava側のプログラム
です。
本格的なJAVA開発には必要不可欠なAPI
当然かもしれませんが、
javaのみでは本格的なプログラムを作るのはほぼ不可能です。
なぜならどんな機能を作るにしても、
データを保持する必要があり、
データを保存するにはデータベースが必要だからです。
では、javaとデータベースをどうやって連携するか?
それがこのJDBCというわけです。
JDBCはどこで手に入れる?
では、このJDBCどこで手に入れれば良いのでしょう?
実は既にJDKに同梱されています。
正確に言うとjava SEの標準APIとして同梱していますので、
JavaのJDKすべてに同梱されています。
APIの種類で言うと色々あり、
import java.sql.Connection;
import java.sql.DriverManager;
import java.sql.ResultSet;
import java.sql.SQLException;
import java.sql.Statement;
複数のAPIを利用することになります。
と宣言すれば使用できます。それぞれのAPIの使われ方などは実装例などの
他記事を参照してください。
使用するにはJDBCライブラリも必要
また、Javaからデータベースにつなぐには
JDBCだけはなく、
データベース側のドライバが必要です。
それを
JDBCドライバ
と呼んでいます。
JDBCドライバはデーターベースごとに異なるので、それぞれのデータベースの開発元から入手する必要があります。
Oracleに接続したいのならOracleのJDBCドライバを
postgresqlに接続したいのならpostgresqlのドライバを
ダウンロードしてプログラムに組み込んであげる必要があります。
実際のコード
実装どのように呼び出しているかは他サイトの記事を参照して頂ければと思います。
以下はPostgreSQLの呼び出し例です。
イメージ
一応、先ほど説明したイメージ図をまとめてみました。
要点としては
- JDBCはJava側のプログラム
- JDBCドライバはデータベース側のプラグラム
から成り立っています。