OracleMaster Silver 12c 合格しました!
といっても合格ライン64%で、67%での合格でした。。。
運が良かっただけなのかもしれないので、失敗談含めまして、受験した感想を書き留めておこうと思います!ネットで収集した情報と、自分が実際受験した感想を整理して掲載します。
まず、知っておくべき内容としては
Oracle Silver 12cの基本情報としましては2017年8月16日に
試験問題の改定が行われたということです。
2018年1月31日現時点においては市販テキストの改定はされておりません(ここ重要)ので、改定された箇所については自分で調べて学習する必要があります。
改定前の試験は受けていませんが、受講者の評判を聞くと大変難しく、現在発売されているテキスト・問題集には詳しく掲載されていないような問題が出ていたようです。特にOracleDatabaseのアップグレードやインストールにかかわる問題が出題されていたようです。
改定後は大幅に出題が削減され、アップグレードやインストールにかかわる問題が減り「管理」に関わる問題が中心に出題されています。
要は11gでもよく出ていた分野なので、11gのテキストを中心に進めていけば得点源となる箇所は抑えられるということです。
参考ブログ
勉強するにあたり、下記サイトの意見を参考にしました。受験後、読み返しても納得。大変お勧めです。
・改訂後の Oracle Master Sliver 12c を受けてきました
参考動画
youtubeでOracle Master Silverの傾向と対策が記載されています。
上記の参考ブログでも紹介されていましたが、
私が受験した時はここで紹介されている問題の1部がほぼそのまま出てきたので、
大変お勧めです。どこをポイントに勉強するか?ということも的を得ています。
(公式動画だから嘘はつかないのは当然ですが。)
見ることを強くお勧めします。前編と後編で2つ動画があります。
・ORACLE MASTER Silver Oracle Database 12c 傾向と対策(前編)
・ORACLE MASTER Silver Oracle Database 12c 傾向と対策(後編)
参考テキスト
以下テキストを参考しました。俗にいう「白本」と呼ばれる本です。11gの内容ですが、基本はこれで勉強しました。特に模擬試験が2回分あり、それに対する解説がわかりやすく理解が深まります。12cとの差異はあるので、その点は注意が必要です。なぜかBronzeの方は12cの白本が出ているので、そこでSilverと試験範囲が被っているところは12cとの差異がわかります。ただ、Bronze12cにはOracle Data Pump絡みのところは掲載されていません。受験した感想だとOracle Data Pumpなどに代表される「データ移動」の問題は多数出題されましたので、勉強必須です。(私はここをよく勉強していなかったので、おそらく7、8%落としてしまっています。)
・Silver 11g 白本
・Bronze 12c 白本
※ちなみに黒本のテキストはSilver 12c版がありますが、使用していないので評価はできません。Amazonなどのレビューではあまり良い評価はなく、白本の方が解説が分かりやすそうだったので白本を使用しました。
使ってないけど唯一のSilver 12c用のテキストなのでリンク貼っておきます↓
問題集
上記で紹介したSilver 11g 白本の模擬問題を解きました。
解説がしっかりしているので、お勧めです。
また、WEBで問題があるのでこれもお勧めです。
スマートフォンからアクセスしてもできるので、電車での移動中でも利用していました。
・ORACLE MASTER Web問題集 | オラクルマスターへの道
結局どのように勉強したのか?
ちなみに私は以下の方法で勉強しました。
- Silver 11g 白本を中心にテキスト読み込み
- 1のテキストの模擬試験を2回分を1周解く(回答の解説を時間をかけて読みました。)
- WEBの問題集を解く
- Oracleの公式動画を見て試験範囲を把握
- 12Cに関わる部分をOracleの本家マニュアル、Bronze 12c 白本を参考にして学習する
- もう一度1のテキストの模擬試験2回分を解く
上記の勉強で失敗だと思ったこと
振り返ってみるとOracleの公式動画は大変有用だったので、もっと早い段階で見ておけばよかったと思います。また、12cにおける「Oracleのデータ移動」と、11gではGoldの試験範囲になっている「スケジューラー」の問題をもう少し勉強しておけばよかったと思います。そうすれば70%はとれたかな?
最後に
Oracleの公式動画でも言っていますが、消去法などの受験テクニックがあると点数が伸びます。例えば、選択肢に「絶対~しなければならない」のような文章は不正解の可能性が高いです。また、選択肢同士で矛盾しているものがあったりします。
勉強していない問題が出たとしても慌てず、常識で考えてありえなさそうな選択肢を省いていくだけでも正解率は上がると思います。下手したら、するどい人は勉強しなくても正解を導ける問題もあると思います。
長くなりましたが、受験される方のお役に立てれば幸いです。