Android Studioで使用したメソッドに取消線が表示される
Android Studioを利用し、Flutter開発中、以下のように関数(メソッド)に取消線が表示された。
理由
対象のメソッドが非推奨のため、取消線が表示された
詳細
上記の例(RaisedButtonメソッド)はVer.1.26.0-18.0.pre 以降は非推奨になっている。
Android Studioでは非推奨のものを取消線が表示する仕様のため表示された。
推奨のメソッドは?
RaisedButtonメソッドの代わりになるメソッドはElevatedButtonメソッドとなる。
公式サイトにも記載がある。
根本から理解したい人へ
上記の理由をググらずに知る方法
実はAndroid Studioで取消線の上にカーソルをあてると、先ほど上記で開設した説明が表示される。(英語だけど)
Android Studioはどうやって非推奨を判定して取消線を表示させているか?
対象メソッドの呼出元の直前に
@Deprecated()
を書くことで、非推奨とすることができ、Android Studioが@Deprecatedが記載されたメソッドを自動的に取消線表示している。
また()の中に説明文を入れるもできる。
今回の例(RaisedButton)の呼び出し元
※呼び出し先のメソッドから呼び出し元に飛びたいときはメソッドにカーソルを合わせてから「Ctrl + B」押下
脱線
なぜRaisedButtonは非推奨になったか?
今回の主題とはそれますが、例にしたRaisedButtonはなぜ非推奨になったのか?以下の記事が詳しく書いてあります。
FlutterはなぜButtonを一新したのか (zenn.dev)
要するにFlutterにはテーマ(Theme)というものが存在し、バージョンアップで新しいテーマ(Theme)の仕組みに合わせるため、Buttonのメソッドも変えることになったそうです。
動画
動画でも解説してみました